もう"書けない"で悩みたくない人へ|0から書き始める手順と「書けない原因」を解説。
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ブログを始めたは良いけど
- 記事が出来上がらない
- あの人のように書けない
- 文章がうまく繋がらない
- 文字数がなかなか増えない
- そもそも全く文章が書けない
- なぜか文章がうまく書けない
- どのように書いたら良いかわからない
というように、人によって多種多様な「文章の悩み」があると思います。
こういったものが足枷となってしまい、ブログ運営自体が進まないことも少なくないでしょう。
そのため、ここでは「なぜ文章が書けないのか?」という原因にフォーカスして、具体的な解決案を1つずつ提示していこうと思います。
上記のような悩みを持つ方にとって、100%役立つ内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
※当記事は「伝わる文章力がつく本」・「新しい文章力の教室」の2冊を参考にしています。
はじめに
まず、ここでは「良い文章とは何か?」について考えていこうと思います。
というのも、普通の文章が書けるようになったところで、良い文章に当てはまるものが書けないければ意味がないからです。
そのため「良い文章とは何か?」を考えつつ、定義していこうと思います。
※結論までが少々長いので、早く知りたい方は「良い文章の結論」から読むことを推奨します。
良い文章とは?
良い文章とは、読み手や状況によって異なるため、答えとなるものはありません。
例えば、小説のような感情・気持ちがこもった(表現豊かな)文章を好む人がいる反面、論文のような論理的で筋の通った文章を好む人もいるように、人によって好みは別れます。
またセールスやプレゼンでは、感情を動かし行動を促す文章が好まれる反面、ネットの記事を読む人のほとんどは、
「知りたいことを探している」「問題・悩みを解決したい」という人ばかりで、そういった状況の人には、簡潔でとにかくわかりやすい文章が好まれる傾向にあります。
このように、人や状況によって異なるため、良い文章とは一概に決めることができません。
ゆえに『良い文章とは』では、良い文章を決めるのではなく「どんな良い文章にも共通する要素」を取り入れる事をも目標としましょう。
【良い文章の要素】
- 長すぎない
- 元気が出る
- わかりやすい
- 間違いがない
- リズム・テンポが良い
これら要素が含まれるものは、不快感や障壁を感じられず、多くの状況や人に対してもスラスラと読み進められやすいため、嫌われる文章にはなりにくいです。
良い文章の定義
【結論】
定義:完読されることが良い文章。
【定義する理由】
- 時と場合に適応するため
- 迷いのある文章をなくすため
1)良い文章とは?では、良い文章は「人や状況によって異なる」と述べました。
そのため、自分が「どんな文章を書く必要があるのか?」を、つねに把握し適応していくためにも、良い文章というものを定義づけなければいけません。
例えば、セールスやプレゼン、ブログや論文など、状況によって「どんな書き方をすれば良いか?」を把握しつつ適応していくことです。
どんなに良い小説家でも、状況によっては悪い文章にしかなりません。
ですから、状況の把握と、状況に対応していくことが必要なため、定義をもっておくことが重要です。
2)また、良い文章の定義を把握していないことで、伝える内容が明確でなかったり「ああした方が良いかな・こっちの方が良いかも」というように、迷いのある文章になってしまうこともあります。
内容自体は悪くなくても、書き方に迷いがでたり、必要以上な書き方を放り込んだりしてしまうため、定義を決めることが大切です。
このように、上記「2つの間違い」を生まないためにも、文章の定義を明確に決めておくことが重要となります。
またここでは、結論でも述べてた通り、最後まで読まれる文章が「良い文章と定義」します。
なぜなら、美味しい料理や好きな料理であれば、お腹が空いてなくとも、あまり食べる気分でなくとも、最後まで食べて(完食して)しまうように、完読される文章も「どんな内容であっても、読者がついつい最後まで読んでしまった文章」であれば、良い文章だったと言えるからです。
良い文章の結論
【良い文章とは】
不快感を無くしつつ
- 長すぎない
- 元気が出る
- わかりやすい
- 間違いがない
- リズム・テンポが良い
などの良い要素が含まれておりながら
最後まで読まれることがその証明となる。
答えがない以上、このような曖昧な結論になってしまいますが、これらの重要なことを常に意識していれば、必然的に良い文章に近づいていきます。
文章が書けない人の原因・種類は?
- 書く内容の理解が浅い
- 文章が綺麗に繋がらない
- 伝える内容が定まらない
- 内容を整理できていない
- 理想の人のように書けない
- 文字数が思うように増えない
- そもそも文章の書き方がわからない
文章が書けない原因や、書けない人の悩みの種類をざっとあげると、こんなに沢山出てきます。
じつは、これらの悩みはブログを始めた当初の私です。
ここでは、1つずつ「どうやったら解決できるか?」を、自身でやってきた通りに解説していきます。
1. 書く内容の理解が浅い
これは、文章が書けない人の原因に当たるものです。
文章が書けない人は、そもそもこれから書くものへの理解が浅い傾向にあります。
心理学には、ダニング=クルーガー効果というものがあるように、自分の無知を自分で自覚することは難しいものです。
そのため、自分は凄くわかっていて書けるイメージは湧くのに、なぜか文章にしようとするとうまく書けないということが多くあります。
ですから、書く内容や専門の分野をより深く学ぶことで解決できていくでしょう。
具体的には、資格を目指したり、お金をかけてよ専門的な書籍を理解する方が、地道ですが最短に感じました。
なので、難しいことや理解が大変な部分に、積極的にアプローチしていくことで解決していくと思います。
2. 文章が綺麗に繋がらない
これは、文章が書けなくて悩む人の「悩みの種類の1つ」です。この悩みの原因は2つあります。
- 型通りの文章をかけてない
- 言い回しの引き出しが少ない
1)文章が綺麗に繋がらないのは「型通りに文が書けていない」という理由があげられます。
(※文章の型は「0から文章を書き始める手順」の「項目3:整理・取捨選択」で解説しています。)
文章に違和感をもってしまったり、なんか違うなと感じる場合は、伝える順番が間違っていたり、頭で思いついた通りの不自然な並びであることが多いです。
会話ならそれでも良いですが、文章にした途端、繋がりがおかしくなって違和感や不自然さを感じてしまいます。
まずは、1つの型通りの文章を徹底していくことで、綺麗に繋がる文章が書けるようになっていきます。
また、この訓練をしていくうちに使える型の数も増え、即興で書いても自然で繋がる文章になります。
2)文章が綺麗に繋がらないのは「言い回し・語尾・語彙」などの引き出しの数や知ってる数、使った経験の数が少ないことによっておきます。
例えば、語尾といっても種類や使い方が様々あり「です・ます・でしょう・でした・だ・である」などのように、多くの種類・使い方があります。
これらは、不自然にならないように、かつ前の文と被らないように意識するだけでも、文章の印象も全体の繋がりも良くなります。
また、言い回しや語彙は「例えば・そして・そのため・なぜなら・つまり・要するに・とはいえ・しかし」といったものです。
これらは、様々な本やネット記事の文章から仕入れてメモしておきましょう。
あらゆる文章を見聞きすることで、言い回しや語彙を鍛えつつ、良いと思ったものはメモをしてつまづいた時に見返すと、即興で書く文章に定着していくようにもなります。
3. 伝える内容が定まらない
これは、文章が書けない人の原因に当たるものです。
文章が書けない人は、伝える内容が複数含まれていたり、多すぎたり、ざっくりとした内容で理解が足りないなど、何らかの定りがなっていない場合が多くあります。
文章を書く際は、基本的に伝えたいことを1つに絞るのが鉄則です。
なぜなら、何を説明して、何を説明しなくても良くて、どこがゴールなのか?が明確になるからです。
これらが明確になる事で、自然と伝える内容が限られてきて、文章の途中で話を脱線してしまうことも避けれるため、良い文章へ近づいていきます。
このように、スタートからゴールを明確にするためにも、まずは伝える内容を1つに絞る意識をしましょう。
4. 内容を整理できていない
これは、文章が書けない人の原因に当たるものです。
上記を読んでもわかると思いますが、文章には伝える内容を絞る事と、スタートからゴールを明確にする事がとても重要となります。
そのため、何を書くのか?という部分(見出しやタイトル)を整理できていないと、途中で文章が低迷してしまいやすくなります。
ですから「タイトル・見出し・小見出し(見出しの説明)」の最低限3つを、文章を書く前に用意しておくことで、文章も自然と書けるようになっていきます。
5. 理想の人のようにうまく書けない
これは、文章が書けなくて悩む人の「悩みの種類の1つ」です。
こうした悩みは、いくつかの原因があり、統合された問題として出てくるものです。
人によってバラツキはあるものの、基本的には上記で解説した「1・2・3・4」を徹底していけば薄れていくと感じます。
そもそも、理想の文章が書けないときは「文章の書き方」に対する知識量と「書く内容」に対する知識量のいずれか、または両者が欠如していることが大半です。
ですから、理想の人のように書けなくて悩んでいる方は、両者の知識を深め、訓練していくことを徹底してください。
知識だけではどうにもなりませんが、知識が伴わない訓練だけでも効果は出ません。
知識を入れて実践する、これは知識が経験となり、知恵に変わるという意味です。
順番はあっても、両者は同時に行うことが大切です。
大事なことは、いま述べたことを徹底することです。
この意味自体を理解しようとしても、これを理解するだけの知識がなければ、どう足掻いても不可能です。
そのため、考えるより今言ったおこを行う方が良いでしょう。
6. 文字数が思うように増えない
これは、文章が書けなくて悩む人の「悩みの種類の1つ」です。
この悩みの根幹の多くは「1」で解説した『書く内容の理解が浅い』ことがほとんどです。
「1」でも解説したように、自分の無知は自分では気づきにくいです。当初の私もそうでした。
イメージや理解は足りているように感じても、なかなか文章にできない。そんな毎日だったのを覚えています。
しかし、今となってはそれらの原因も「全て知識不足でしかなかった」という事の1点につきます。
そのため、こういった悩みを持つ方はネットや書籍にとどまらず、信頼性の高い資格などの特訓形式で学んでいくことをオススメします。
はじめは「時間的・金銭的」な損失だったり、焦りなどを覚えますが、将来的には大きな投資になったと感じます。
7. そもそも文章の書き方がかわからない
これは、文章が書けなくて悩む人の「悩みの種類の1つ」です。
このような人は、ブログを始めて初歩の初歩か、これまで学ぶ機会を避けてきた人が辿り着く悩みだと思います。
例えば、伝わる文章がどうこうの前に「そもそも文章の書き方がよくわからない」とか「文章の構成や言葉の正しい書き方がイマイチわからん」とかですね。
このように悩む方は、お先真っ暗に感じていると思います。
しかし、私もそうだったので「今現在までどのような過程があったのか?」を知ることで、真っ暗な未来が光に変わると思います。
具体的な解決方法は以下の3つです。
- ネットの記事を見て学ぶ
- 「伝わる文章力がつく本」で学ぶ
- 「新しい文章力の教室」で学ぶ
1)ネットの記事を内容として見るのではなく、文章を「どのように書いているのか?」という視点で見ることによって、様々な文章の共通点が見えてくるようになり、文章の書き方も理解できていくと感じます。
私は今でも、ネットや書籍を読むさいは「自分ならこういう言い回しをするな」とか「ここは読みやすく参考になるから真似しよう」とか「ここは読みづらいから気をつけよう」というように文章を見ています。
このような視点は、後々の文章に大きく影響するので、ぜひ真似してみてください。
2)私自身も、このような悩みをずっと持っていましたが「伝わる文章力がつく本」に出会ってから、徐々に解決していきました。
この本は「文章を書くための初歩(小学生レベル)の知識を大人向けに解説」したものが多くあるように感じます。
正直、基礎といっても少し難しい内容ではありますが「右も左もわからなず困っている」という方には必ず役に立つと思います。
この本から学んだ具体的な内容は多種多様にありますが、ここでは最も初歩だと感じる「書き言葉・話し言葉」について解説します。
実は、文章には「書き言葉」と「話し言葉」の2種類があるのを知っていますか?
書き言葉とは、少し堅苦しい文章で「日常生活では使わない言い回しや言葉を用いること」です。
例えば、ここでもよく使用される「そのため・ゆえに・つまるところ」などの表現を用いて説明する文章をさします。
話し言葉とは、SNSなどの柔らかい文章で「友達や目上の人とする日常会話・LINEでする友達との会話など・X(旧Twitter)でよく見られる文章」です。
例えば「今日は友達と5時に待ち合わせてたんだけど、全然こないし暑くて最悪だった。」みたいな砕けた文章にあたります。
この2つの存在を知り、具体的な違いを理解する事で文章が統一するため、書き方がわからないと悩む要素を1つ減らせます。
3)「新しい文章力の教室」という本の内容は、以下の『0から書き始める手順』で解説したものになります。
長めの文章を書くために「最低限必要な知識」を噛み砕いて説明したので、ブログ初心者の方には参考になると思います。
0から書き始める手順
【0から書く手順の結論】
- 目的設計
- 経路設計
- 整理・取捨選択
1. 目的設計
目的設計とは、飛び立つ場所から、着陸する場所を明確にすることです。
目的のない散歩は「どこへ向かってどこに着くのか?」というものがないため、時間も着く場所も、歩く所もわからず、不安になってしまいますよね。
それと同じで、文章を書くにしても「この文章(ブログの場合は記事)では何を伝えたいのか?」を明確にしなければ、スラスラと書けるようにはならず、不安が消えることもないでしょう。
そのため、具体的な手順としてまずは以下3つを決めることです。
- 伝える内容
- スタート
- ゴール
1)伝える内容は、1つのコンテンツ(文章全体)で何を伝えるか?を決めることです。
このブログの場合だと「文章を書けない人が解決するための方法を解説する」という目的になりますね。
2)スタートとは、伝える内容を説明するには「何から説明すれば良いのか?」を決めることです。
このブログの場合だと「見出し:はじめに」という前提を解説するところがスタートに当たりますね。
3)ゴールとは、伝える内容を説明するには「どこまで説明すれば良いのか?」を明確にすることです。
このブログの場合だと「0から書き始める手順」がゴールに当たります。
物事は説明しようと思えばいくらでもできます。そのため、どこまでにするか?を区切ることが大切なんですね。
おさらいすると、当記事では「前提を踏まえて、原因を知ってもらい、それから具体的な方法を理解してもらう」ということが「伝える内容・スタート・ゴール」の大きな3構成となっています。
まずは散歩の目的を決め、ざっくりスタートからゴールまでを把握することが大事なんですね。
2. 経路設計
経路設計とは、「伝える内容・スタート・ゴール」の道筋を具体的にしていくことです。
散歩に必要な3つをざっくり決めたとしても「どこの道を通って、どのように進むのか?」などが曖昧だと、スタートしてすぐに迷ってしまったり、間違った道に進んでしまったり、想定外のことに出会ってしまって、ゴールに辿り着けないかもしれません。
そのため、スタートからゴールをより鮮明にし、ちゃんと辿り着くためにも経路を考えておく必要があります。
具体的な手順としては、以下の3つです。
- タイトル決め
- 見出しを作る
- 小見出しを作る
1)タイトル決めとは、文章全体の目的を具体的かつ文字にすることです。
このブログの場合だと『もう"書けない"で悩みたくない人へ|0から書き始める手順と「書けない原因」を解説。』ですね。
どんなことを伝えたくて、どんな人に刺さるようにして、どんな内容を書いているのか?ということがわかるタイトルを、目的にそって決めていくことが必要です。
2)見出しを作るとは、目的(タイトル)を説明するために必要な情報を書き出すことです。
このブログの場合だと「はじめに・文章が書けない人の種類と原因・0から書き始める手順・文章を書き始める具体例」にあたりますね。
タイトルを説明するには『目的設計』で考えたスタートからゴールまでを、見出しとして明確に経路化していく必要があります。
そのため、スタートからゴールまでを説明できるような「大まかな見出しを作ること」が、経路設計の第一歩となるわけです。
3)小見出しを作るとは、2)の見出しを説明するために必要な情報を集めて、さらに小さな見出しを作ることです。
このブログの場合だと、書く手順や悩みについて番号を振り、それぞれ説明している部分にあたりますね。
例えるなら、タイトルが「スタートからゴールという単純な2つの点」で、
見出し・小見出しが「スタートからゴールまでの点と点をより具体的にし、かつ繋げる役割を持つもの」というような感じです。
自分だけの経路を作り、その道筋どおり歩いていくための準備をすることが「経路設計」というわけですね。
また「どうしても経路設計が難しい」と感じる方は、それぞれの見出しを以下の型にそって設計してみましょう。
【悩み解決系の型】
- 前提・問題提起
- 原因や理由
- 解決方法
- 注意点
- まとめ
3. 整理・取捨選択
整理・取捨選択とは、見出しごとに書く内容を適当に書き出し、取捨選択をしながら型に当てはめて整理することです。
具体的な手順としては、以下の3つです。
- 殴り書く
- 型に当てはめる
- 取捨選択していく
1)殴り書くとは、完成した「タイトル・見出し・小見出し」の意味を適当に説明していくことです。
この時は、何も考える必要はないので、とにかく知っていることや思いついたこと、調べた内容などを、ただひたすら書いていきましょう。
また1では、できるだけ多くて深い内容を書けることが理想です。
2)型に当てはめるとは、1)で殴り書きした内容をまとめるために、PREP法という型に当てはめて文章を整えていくことです。
【PREP法とは】
- 結論
- 理由
- 具体例
- 結論
の順番で文章を書いていくことです。
1)で殴り書きした文章は、順番もバラバラで内容にまとまりがなくても、この型に当てはめるだけでちゃんとした説明に早変わりします。
そのため、内容の順番や言い回しなどを整理して、型通りの文章を作っていきましょう。
3)取捨選択していくとは、型に当てはめた文章の中から、必要なものは残し、そうでないものは削り、新たに必要なものは付け足していく作業です。
例えば、具体例などが必要な場合は書きたして、無駄に長い文や、同じ言い回しは削っていくことなどですね。
また極論を言えば、文章はできるだけ少ない方が好ましいです。
なぜなら、もしたったの1文で『ここまで読んできた文章」を理解できるなら、それに越したことはないですよね。
なので、必要なもののみを残し、そうでないものはできるだけ捨てるようにしましょう。
ここまでの事がある程度できると、どんな人でも良い記事が書けると思います。
また、この基本を忠実に実践していく中で、いろんな人の文章を見ながら良いところは真似て、改善点を感じたら修正していきましょう。
そうすることで、文章はどんどん上達していきます。
0から書き始める手順のテンプレ・まとめ
ブログ記事では、ここまでの説明と↑画像テンプレートのように書いていきましょう。
またPREP法は、細かい文章のみにかかわらず、見出しやブログ記事全体の説明としても参考になるのでオススメです。
見出し(文章全体)の型はたくさんありますが、以下もあらためて参考にしてみてください。
【悩み解決系:見出しの型】
- 前提・問題提起
- 原因や理由
- 解決方法
- 注意点
- まとめ
この記事自体を参考にしても良いです。
文章を書き始める具体例
ここでは、ここまで話した内容を押さえて、文章の書き方を噛み砕いた具体例をあげていこうと思います。
X(旧Twitter)の場合
【Xの文章型】
- 意見・結論
- 理由・具体例
- 結論・解決案・まとめ
※ポスト・ツイートは140字という制限があるため、完結に削った型となります。
1)意見・結論は、0から書く手順でいうところの「タイトル」にあたります。
Xではタイトルという概念がないため、冒頭の意見・結論がその代わりとなります。
また、ブログなどのように長い文章ではないですが、初めのうちは「全体像(スタートからゴール)を明確にし、中に放り込む内容を箇条書きして、最後に組み立てること」を実践した方が良いでしょう。
2)理由・具体例は、0から書く手順でいうところの「見出し・小見出し」にあたります。
上記と同様に、Xではない概念となるため、その代わりとして考えながら文章を作りましょう。
3)結論・解決案・まとめは、2)と同じ役割となります。
ここでは、ポスト(ツイート)の内容を上手くまとめるために、冒頭で述べた結論や意見を伝えるか、解決案を添えたり促して締めましょう。
また、これら3つの項目は「1:意見・結論」と1項目に複数の表記がありますが、どれか1つでも両方いれても良いです。
内容によって変わるので、自分の書く内容がどのようなものなのか?で、各々、または時と場合で変更してください。
【具体例:教育でもっとも重要な事とは】
小・中・高でもっとも重要な #教育 は「心を育てる事」。勉強も必須だけど、心が育てば知識も付いてくるし伸びしろも増える。その反面、バカじゃないのに心が最悪であるがゆえに馬鹿を見てる大人は山程いる。心は頭を悪くするし、今ある能力すら下げる。心に頭は追いついても、その逆は無いに等しい。
— とも|ブログの呟き (@blogtubuyaki) November 11, 2023
上記の例では、まず「小中高でもっとも重要な教育は心を育てる事」が結論にあたります。
次に「勉強も必須だけど、心が育てば知識もついてくるし伸び代も増える。」が理由です。
続いて「その反面、バカじゃないのに心が最悪であるがゆえにバカを見ている大人は山ほどいる。」が具体例(思い返すと「確かに」って感じる場面・現状)となります。
最後に「心は頭を悪くするし、今ある能力すら下げる。心に頭は追いついても、その逆はないに等しい。」が、心を育てる事が教育においてもっとも重要だという結論の理由を、わかりやすくしてまとめた文章です。
ブログの場合
大まかな書き方は「0から書き始める手順」で解説した通りです。
ここでは、細かな言い回しや語彙など実践的な部分について解説します。
【PREP法】
- 結論
- 理由
- 具体例
- 結論
今回は、PREP法の型をわかりやすく噛み砕いて解説していきます。
1)まず、結論では「〇〇は、〇〇という意味です。」という形で簡潔に表現していきましょう。
ここでは「という意味」または「ということ」の言葉を使って、文章を繋げる練習をしましょう。
初めのうちは、そんなに多くの言葉を使わなくても、使おうとしなくても大丈夫です。
また、文章全体(ブログなど)が短くなってしまっても問題ありません。
まずは「文章を書くこと・PREP法に慣れること」が最優先となりますし、基本の使い方をできるようになってから、少しずつ新しい文章を書いていく事が大切です。
2)次に、理由では「なぜなら、〇〇だからです。」という一言の短い文章で表現しましょう。
またこのとき、"なぜなら"という言葉を使用してください。この言葉は、PREP法において基本中の基本で、文章の信頼度が上がる効果や「書き言葉」を使う訓練などになります。
PREP法を使ったり文章を書く上では、こういった言葉を少しずつ使い慣れることや使う回数を増やすことで、引き出しも増えるし基本を押さえた文章を書けるようにもなっていくため練習しておきましょう。
次の部分では「〇〇だから」という言葉で文章を繋げましょう。
理由は「1」と同じで、まずは練習や慣れが大事だからです。
3)次に、具体例では「例えば、〇〇はこうですよね。それと同じで、〇〇もこんな結果になります。」という感じで表現します。
具体的には「〇〇」の部分は、エピソードや事例・事象をできるだけ簡潔に説明することです。
そして、具体例の最後には「〇〇も同じで、こんな結果になります」というように、結論と答え合わせをすることで説得力を向上させます。
4)最後にもう一度、結論を述べることでこれまでの説明を納得させます。
また、結論と一緒にこれまでの内容を簡単にまとめたり、自分の意見を述べてみるのも良いですね。
この辺りは「X(旧Twitter)↑」の具体例を参考にしても良いと思います。
まとめ
どうでしょう?
ここまで読んでみて、道がひらけて見えましたか?
正直、この記事で「どれだけ悩みを解決できたか?」は見当がつかないですし、不安も少なくありません。
そのため「ブログ初心者の方」や「文章に携わる方」にとって役立つ内容でしたら、何か反応をいただけると幸いです。
今後も更新していくかもしれないので、楽しみにしていてください。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。